日々の100

古書店COW BOOKSの創設者、また暮らしの手帖の元編集長として有名な松浦弥太郎氏の作品です。この作品では、著者が大切にしているモノを100点紹介してあります。(文庫版では103点)色々な経験をしてきた著者だからこそ挙げられる洗練されたアイテムの数々には脱帽です。本としては異色ですが、今回はそんな本を紹介します。

 

作品紹介

アメリカ郊外の村で見つけた、アンティークのキルト。古書店・カウブックスの開業時に揃えた、イームズのスツール。何気ない日常のアイテムから、大事な宝物まで、『暮しの手帖』編集長である著者が愛用する、100の品々。愛すべきモノたちと真摯に向き合い、その出合いや記憶を、自ら撮影した写真とともに心豊かに綴る随筆集です。100編の随筆に、新しく文庫版書き下ろし3編が加わりました。
「BOOK」データベースより

 

この本はエッセイでもなければ小説でもないしノンフィクションでもありません。見開き2ページにわたって著者の好きなモノを紹介するという本です。まさに私がこのブログで表現したいような事を本で紹介しているのですが、そのセンスに嫉妬します。ちなみにこのブログでもこの本の影響を受けて日々の1000と題して好きなものを紹介していっています。それについては、別のエントリーで紹介していきます。

 

センスの良いモノ

本作で紹介されている代表的なモノとして、定番どころだと、アークテリクスのマウンテンパーカーや、ニューバランスの1300などが挙げられます。私は両方とも所有していませんが、いずれも気になってはいるものです。このような定番のアイテムはいずれチャンスがあったら手に入れたいと思っています。

また変化球では、膝を抱えた妖精や、はちみつ、タンタンなどが挙げられます。これらのモノに関してはまったく定番ではないですが、著者とのエピソードが楽しめます。モノに愛着をもって接している姿勢は素敵だと思います。それに加え何冊かの本(私が全く知らないような本)を選んでいたのも著者らしさを感じました。

その他ファルケのソックス、サンタマリアノッベラ教会のコロンなど自分が持っているものも何点かあり、センスが一致していたことに嬉しくなりました。

 

暮しの手帖

松浦弥太郎氏は、現在クックパッドに移籍し活躍されていますが、その前は暮しの手帖という雑誌の編集長でした。私はこの雑誌がとても好きなので少し紹介します。この雑誌では読者に丁寧に生きることを進めています。料理の仕方や裁縫の仕方など、生活の知恵を掲載しています。また四季折々の暮しについての提案がされています。私は現在シンガポールに住んでいる都合上、夏号しか購読していませんが、この雑誌の春秋冬号を読むと、式のある日本は素晴らしいし、ホームシックになってしまうので、今は故意的に手に取らないようにしています。それくらい影響力のある本です。

 

またこの雑誌の特色てして、活字が多いことが挙げられます。最近の雑誌は写真ばかりであまり面白いものがありませんが、このような雑誌は大変貴重な雑誌だと思います。写真ばかりの雑誌も面白いと思うし全面否定しませんが、それしか読まないとどんどん頭が悪くなっていくように思います。雑誌は雑誌、本は本と割り切れればよいですが、この暮しの手帖はその中間といったところでしょうか。

 

 

COW BOOKS

松浦弥太郎氏は暮しの手帖に就任する前、中目黒にCOW BOOKSという本屋をオープンさせました。現在は経営は完全に任せているようですが、まだまだそのセンスは抜群です。

古書を読むという事はKindleで本を読むのとは全く異なった趣があると思いますし、それぞれの良さがあると思います。私はまだ奥深い古書の世界に足を踏み入れてはおりませんが、ものすごく興味を持っており、このような店が近くにあったら是非毎週末通いたいくらいです。みなさまももし興味がございましたらHPを覗いてみてください。

 

 

 

1 個のコメント

  • 突然のコメント、失礼いたします。はじめまして。
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    ABOUTこの記事をかいた人

    元シンガポール在住のエンジニア。趣味は旅行と、本を読むことと、走ることと、ヨガと、サーフィンと、音楽を聞くことと、カメラと。。。何かに依存せずに自分を持っている人を尊敬します。